お父さんとお母さん、それに高校生の娘。
仲良くて、毎年、家族揃ってイルカを見に海へ行っていた。
ある日、お母さんが病院のベッドで死んだ。
お父さんは、その悲しみを受け止めることができずに、逃げて、
落とし穴に落っこちたところを、アルゼンチンババアに助けられた。
町外れの草原の真ん中に建つ、廃墟みたいなビルに住むアルゼンチンババア。アルゼンチンからやってきて、昔はタンゴを教えていたとか、呪文を使ってネコを呼び寄せ皮を剥いでるとか、いろんなウワサが飛び交っていて、子供たちは彼女のことを、アルゼンチンババアと呼んでいた。
母のお葬式にも出ず、行方不明になってしまった父が、
実は、アルゼンチンババアと一緒にいたあげく、付き合っている!
娘、そりゃ怒る。
でも、私、この映画、けっこう好きだ。
墓石を彫る仕事をしていたお父さん。
どうしてもお母さんのお墓を彫ることができない。
死んじゃったことを、認めるみたいだから、どうしてもできない。
大好きな人が死んでいなくなってしまったら、それを受け入れて生きていくか、逃げ出してしまうかしかないような気がする。
お父さんは、逃げ出した。
でも、アルゼンチンババアに出会えたから、また、こっちの世界に戻ってくることができたのだ。
いい話だと思った。
特に、妊娠したユリさんの言葉。
「命は自分のためだけにあるんじゃないのよ。」
「あなたはまず、みつこさんのお父さんになりなさい。」
じーん。ときた。
どうして、人と人は愛し合うかわかりますか?
って。
時間よどうか流れないで。この瞬間がいつまでも永遠に続いて欲しい。
って祈りが、とても儚くて、
もし神様が空からそれを見ていたとしたら、
まるでネックレスみたいにキラキラ輝く美しい光の粒。
なんだって。
みんな。
マジメにリアルに観ると、しんどいかもしれないけど、
大人のファンタジーというか、おとぎ話だと思えば、とてもいい話です。
問題は、アルゼンチンババアを演じた鈴木京香さんが、美しすぎること。
とても、風呂にも入らず、ニオイぷんぷんの、おばあちゃんに見えない。
一体、年はいくつの設定だったんだろう?(ー"ー;)
肌とか、ツルツルじゃん!
髪だけ白髪にしたって、無理よぉ・・・。
▼原作です。ちょっと読みたい。
アルゼンチンババア
アルゼンチンババア
(
2007年 /
日本 / 「あ」)
よしもとばなな原作。おとぎ話のような、家族ドラマ。
人間ドラマ
監督: 長尾直樹
製作: 篠崎安雄 / 内山伸一 / 日下孝明 / 喜多埜裕明 / 古賀督徳 / 柳田和久 / 武内英人
製作総指揮: 平井文宏
脚本: 長尾直樹
原作: よしもとばなな
撮影: 松島孝助
音楽: 周防義和
出演: 役所広司 / 鈴木京香 / 堀北真希 / 森下愛子 / 手塚理美 / 田中直樹 / きたろう / 岸部一徳
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